第1回 アーティスト・イン・レジデンス活動報告
2014年02月04日(火)
アーティスト・イン・レジデンス
陸前高田の復興まちづくり会社、なつかしい未来創造株式会社様の取り組みでアーティスト・イン・レジデンスプログラムを通して海外のアーティストを陸前高田市に招聘し、アートを通じ地域の資源を活用した新たな価値の創造と東北を拠点としたアート事業とのネットワークを通じて人々の往来を作り出す場を設け、陸前高田市の人々の心の復興を目的とした取り組みです。
今回の事業ではイギリス、フィリピン、オランダからアーティストを陸前高田に招き数ヶ月の滞在を経て各々が作品を制作、発表するプログラムになっています。
陸前高田未来商店街は多目的ホールを提供し、アーティストの作品発表の場として商店街をご利用頂きました。
1回目はイギリスからショーネッド・ヒューズさんがお越しになりました。ショーネッドさんは振付家です。ショーネッドさんは1/25~26と2/2の二回に分けて作品を発表されました。
1/25~26は陸前高田市内にある木や竹や漁網など高田にゆかりのある素材を集め、当日訪れた人たちと竹細工のキャンドルやツリーハウス、地元の女性会のお母さんたちと一緒に編み物教室などのワークショップを開催。
訪れた地元の人たちと手仕事を通して交流を深めました。
2/2は青森県から石川義野氏(宗家石川流津軽手踊り師範)と長谷川三絃会の皆さん(津軽三味線、津軽民謡)を招き"青森プロジェクト"と称したダンスの発表会を開催しました。
ショーネッドさんの現代ダンスと石川氏の伝統舞踊の共演は、日本に古くから伝わる伝統舞踊とはまた違った雰囲気のダンスで、会場に来られた人たちは静かにひとつひとつのダンスを食入るように見ていました。
第2回アーティスト・イン・レジデンスはフィリピンから来られた映像作家ジェイさんの作品発表会を未来商店街の多目的ホールで予定しています
現在、ジェイさんは映像制作と高田で出逢った人たちにポストカードでメッセージを書いてもらっているそうです。
乞うご期待下さい。